脳の栄養?ストレスを軽減するGABAとは?
チョコレートの包装でよく見かけるGABA。
コンビニで見ることが多いかもしれませんね。
GABAは実は脳のストレスを軽減してくれる栄養素です。
ですから、脳に負荷がかかる仕事や勉強の合間にぴったり。
今回はGABAについて詳しくご紹介します。
GABAってどんな成分?
GABAとは「Gamma-Amino Butyric Acid」の頭文字をとった略称です。「γ(ガンマ)-アミノ酪酸」のことを指しています。
γ-アミノ酪酸は身体の中でも脳や脊髄などの中枢神経に多く存在しています。
神経伝達物質として働き、興奮を落ち着かせる役割があります。副交感神経の働きを優位にし、自律神経のバランスも整えることができます。
こうした働きがあることからGABAはストレス軽減に役立ってくれる栄養と言われているのです。
ストレス軽減以外にも健康に良い効果がたくさん!
GABAはの興奮を落ち着かせてくれる作用は、ストレス軽減以外にも様々な効果があります。
今回は3つ紹介しましょう。
リラックス効果
GABAの効果としてよく取り上げられるものにリラックス効果があります。
興奮した神経を鎮めてくれる効果から連想しやすいかもしれませんね。
仕事で一時的に溜まった疲れを解消したり、脳を休めるための摂取がとても効果的です。
血圧を抑える
興奮を抑える効果は高血圧にもよい影響があります。
リラックスした状態になると、血管は収縮する力を和らげ、血液の流れがよくなります。
高い血圧が必要なくなるため、自然と血圧が下がります。
睡眠の質を向上
GABAを摂取することで、脳が休まる深い眠りのノンレム睡眠時間が長くなり、また目覚めの気分も良くなったという実験結果が得られています。
習慣的にGABAを摂取すれば、毎日の睡眠の質が上がりぐっすり眠ることができるようになるでしょう。
GABAの摂取目安は?
一日の摂取目安量は厳格に決められているわけではありません。
研究機関によっても10mgから100mgと幅があるため、食品やサプリの摂取目安に従うのがいいでしょう。
チョコレートに含まれていることで有名になったGABAですが、発芽玄米や発酵食品、野菜にも含まれています。
バランスの良い食事を心がけて、適度にプラスするようにしましょう。
まとめ
ストレス軽減に効果があるGABAについて解説しました。
疲れが抜けない方や、眠りが浅い人にとてもおすすめの栄養素です。
リラックスタイムの質の向上するためにも、ぜひGABAの力を役立ててください。