美容に嬉しい成分たっぷり!沖縄県特産の紅芋

皆さんは紅芋を召し上がったことはあるでしょうか?

沖縄で食べたことがある、またはお土産のお菓子に使われていたという方が多いかもしれませんね。

紅芋は甘くて美味しいだけではなく、美容に嬉しい効果もあるんです。
今回は沖縄特産の紅芋についてご紹介します。

紅芋とは

紅芋はサツマイモと似たような見た目をしており、切った断面が赤紫色をしているのが大きな特徴です。

江戸時代に野国総管が中国から苗を持ち帰ってきたことが日本での紅芋栽培の始まりと言われています。

紅芋は台風かんばつに強く、水はけの良い土壌でも育てやすく沖縄の土地でも栽培しやすいことから盛んに作られるようになりました。

上品な甘みを生かしてタルトチップスの材料として使われることが多い食材です。

紅芋の栄養

紅芋にはイモ類に多い食物繊維デンプンに加えて、カルシウムアントシアニンが含まれているという特徴があります。

カルシウムが多いというのは意外かもしれませんね。
皮にも多く含まれているため、できれば皮ごと食べるのがいいでしょう。

紅芋の特徴的な色はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるものです。

アントシアニンは目の網膜などへの血流を促進し、目の疲れを和らげてくれる成分です。
抗酸化作用も高くアンチエイジングの効果も期待できます。

サツマイモの栄養に加えて、より美容効果の高い栄養があると言えます。

サツマイモや紫芋との違い

紅芋は実はサツマイモや紫芋とは違うダイジョという芋の一種です。
ダイジョの中でも断面が赤紫色のものが紅芋と呼ばれています。

サツマイモと紫芋は同じ種類の芋です。
サツマイモの中でも断面が紫芋のものが紫いもと呼ばれているのです。

見た目が似ているサツマイモや紫芋と見分けるための主な違いは甘さと色にあります。

一般的に紅芋はサツマイモに比べて甘さが控えめです。
そのため焼き芋にするよりも、スイーツに使用するのに適しています。
紫芋はこの中では一番甘さが少なく、食品の色付けなどにも使われます。

断面の色の違いは、さつまいもは黄色なのでわかりやすいですね。
区別が難しい紅芋と紫芋ですが、紅芋は赤紫色、紫芋は紫色と言われています。
紅芋よりも色が濃いものが紫芋といえるでしょう。

まとめ

沖縄県特産の紅芋についてご紹介しました。

美味しくて美容にもよい紅芋。
沖縄県外でも加工品が多く流通していますから、ぜひ食べてみてください。