盲腸はいらない臓器ではなかった? 盲腸と善玉菌のホントのところ

先日、急に妻がお腹が痛いとの訴えが…。
もしかして、盲腸!?

不安になって、医学書を引っ張り出し、いろいろと調べてみたけど、タダの便秘…(笑)

でもでも!!

面白い新事実がわかりました。

盲腸(虫垂)は身体に必要なもとして進化を遂げてきた重要な器官であるという論文が発表されていました。※

医療を少しかじっていた僕としても…新真実

盲腸(虫垂)はこれまで身体の「いらない組織」だと言われていたが…

盲腸(虫垂)は腸の免疫抗体を作っている

1.盲腸(虫垂)は腸の免疫抗体「lgA」を産生している。

盲腸(虫垂)を切ると、その後3年間大腸がんのリスクが上がるという結果も!!※

盲腸(虫垂)は、善玉菌のシェルター!?

2.盲腸(虫垂)は、腸内フローラの大腸の善玉菌と悪玉菌のバランスをとっている。

抗生物質は、悪玉菌だけでなく善玉菌も死滅。
でも、善玉菌はそんな時虫垂に逃げ、生き延びると言われているそう。

つまり!!

盲腸は腸の健康のカナメ!!

医療が進み、今まで当たり前だったことが、当たり前ではなくなった。

自分と家族の健康を守るために、日頃からアンテナを張ることが大事ですね。

シードコムスは、その情報を皆さまに分かりやすくお届けします。

【引用】
哺乳類の進化における盲腸の虫垂の複数の独立した出現および関連する生態学的および解剖学的要因の調査
Multiple independent appearances of the cecal appendix in mammalian evolution and an investigation of related ecological and anatomical factors
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1631068312001960

哺乳類盲腸および盲腸虫垂の形態学的進化
Morphological evolution of the mammalian cecum and cecal appendix
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1631068316300653