男性9割、女性3割が悩む、「オシッコ」の事実とは!?
みなさんは、コーヒー派ですか?お茶派ですか?
最近、僕には悩みがあります。
僕は、コーヒーが大好きで毎日飲むのですが、飲んだ後必ず30分前後にはトイレに駆け込む…。
来客中だと、けっこう冷や汗モノ。
理由は、コーヒーの利尿作用。どうやら僕は過敏に反応する体質のようです。
「いやいや、私はコーヒーなんか飲まなくても、最近トイレが近くて…」
そんな悩みをお持ちの方は、 「頻尿(ひんにょう)」なのかもしれません。
最近若い人にも増えているというこの病気、実は、男女でその原因が違うんです。
男性は、生涯で9割の人が悩む!?排尿障害
男性の場合
多くの男性が悩む「排尿障害」
男性の排尿器官「前立腺」が肥大し、膀胱や尿道を圧迫!!
その結果、
・スッキリしない残尿感
・頻繁にトイレに行きたくなる
など、様々な症状を引き起こします。
30代から進行し、50代で2人に1人、65歳以上はなんと9割近くの人がこのお悩みを抱えているそうです…。
原因は、諸説ありますが加齢とともに起こる、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の過剰作用が有力視されております。
その男性ホルモンによる前立腺肥大による夜間の頻尿などの改善予防に効果的なのが、ノコギリヤシというヤシの一種と言われております。(※)
男として生まれたからしかたはないとはいえ、ホルモンバランスを整え、なんとか悩まず過ごしたいものですね…。
女性の身体はデリケート。理由は大きく分けて2つ
女性の場合
女性は尿道が短いため、頻尿以外に尿もれで悩む方が多いです。
なんと、女性の約3割、4人に1人が悩んでいると言われています。
その原因は大きく2つと言われています。
1つ目は、過活動膀胱
緊張から膀胱が過剰に働き、頻尿や尿もれを起こす病気です。
正常な膀胱の場合、周りにある排尿筋がリラックスしており、尿をたっぷり溜めることが出来ます。
過活動膀胱の場合、排尿筋が収縮して少しの尿しか溜めることが出来ません。
原因はストレスから起こることも多いと言われ、ストレスを軽減することがいいとの見方もあるそうです。
2つ目は、骨盤底筋のゆるみ
妊娠・出産後などから骨盤底筋がゆるみ、頻尿や尿もれを引き起こします。
骨盤底筋体操などで、筋力を元に戻すことで改善されるようです。
女性の出産は大変ですね。
トイレの悩みを抱えながら生活するなんて、嫌ですよね。
気になったら、まずは病院に行くことが先決ですが、ホルモンバランスを整える、ストレスを溜めない、体操で筋力をつける。
など、できる範囲で予防することも大切ではないかと思います。
皆様が健康で楽しい生活をおくれますように。
【参考】
(※)健康食品・サプリメント〔成分〕のすべて
男性ホルモンと前立腺肥大の表皮の成長因子の分布と濃度にセレノア シロクローバ (Permixon) による長期治療の効果。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9759701/