沖縄発!豊かな自然が育むスーパーフード その2
その1に引き続き、沖縄のスーパーフード特集です。まだまだある沖縄特産のスーパーフードをご紹介します。
沖縄のスーパーフードをご紹介!
サトウキビ
サトウキビは黒糖の原料です。
サトウキビから絞り出した汁を煮詰めることで黒糖ができます。
黒糖は白砂糖にはないミネラルやビタミンが含まれています。
脳のエネルギーになる糖分だけではなく、生きていくために不可欠なナトリウムやカリウム、鉄などはもちろん、日本人が不足しやすいカルシウムも摂取できるのです。
クワンソウ
鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるクワンソウ。
沖縄では古くから不眠に効く薬草として親しまれてきました。
夜寝つきが悪い、夜中に何度も目覚めてしまう、ぐっすり眠った感じがしないという方におすすめのスーパーフードです。
アロエベラ
火傷にはアロエがいいという話は誰しも聞いたことがあるかもしれません。
アロエベラには抗炎症作用があるため、火傷はもちろん、日焼けの後や肌荒れにも効果的であることがわかっています。
また炎症を抑えるだけではなく、肌が生まれ変わるターンオーバーの周期を整えたり、シミやそばかすの基になるメラニンを生み出す働きを抑制する効果もあります。
美肌・美白に効果的な成分がたくさん含まれている植物です。
ウコン(秋ウコン、春ウコン、紫ウコン)
現在は全国的に知られているウコンですが、少し前までは沖縄だけで知られる植物でした。
お酒を飲むときに摂取すると良いことで有名なウコンですが、実は秋ウコン、春ウコン、紫ウコンの3種類には違いがあります。
秋ウコン
二日酔いを抑制し、肝臓の働きを助けてくれるのはクルクミンを多く含む秋ウコンです。
春ウコン
春ウコンは苦味が強く、飲みやすいようによくサプリメントに加工されます。
秋ウコンよりもクルクミンの量は少ないですが、精油成分やミネラルが豊富に含まれており血圧が上がり過ぎるのを抑制したり、抗がん作用があることがわかっています。
紫ウコン
紫ウコンはクルクミンをあまり含んでいないため、春ウコンや秋ウコンと違ってアルコールによる不調に効くものではありません。
しかし血液をきれいにしたり、体内の不要物を排出してくれます。
また胃腸を整える効果があり、昔から漢方薬として使われてきました。
パパイヤ
全国的には黄色く熟したフルーツとして流通しているパパイヤですが、沖縄県内では熟す前の緑色のパパイヤを野菜として食べるのが一般的です。
熟す前の緑色のパパイヤは青パパイヤと呼ばれ、チャンプルー(炒め物)や和え物に使われます。
青パパイヤはパパインという成分が含まれています。
パパインはタンパク質や脂質、糖質を分解する酵素で、食べたものの消化を助けてくれます。黄色く熟すと減少してしまいます。
他にも動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果的なカロテノイドや、美肌に効果があるビタミンCやポリフェノールも豊富に含んでいます。
生活習慣病予防や、美容にも嬉しい効果がたくさんのスーパーフードです。
まとめ
沖縄特産のスーパーフードをご紹介しました。たくさんの魅力的な食材たちを知っていただけたのではないでしょうか。
沖縄特産の食材ばかりですが、現在は加工品なども多く流通しており、沖縄在住でなくても食べることができます。
美味しいだけではなく、健康にも嬉しい沖縄のスーパーフードをぜひ楽しんでみてください。