沈んだ心をパッと明るくセントジョーンズワートとは?摂取する時の注意点も
セントジョーンズワートというハーブをご存知でしょうか?
気持ちが沈んだときや眠れないときに飲むと良いとされています。
心が疲れやすい人におすすめのハーブですが、飲むときには注意しなければいけないポイントがあります。
今回はセントジョーンズワートについて詳しくご紹介いたします。
セントジョーンズワートとは
セントジョーンズワートとは主にヨーロッパに自生する多年草です。
和名は「セイヨウオトギリソウ」といいます。
聖ヨハネのお祭りの頃にかわいらしい花が咲き、収穫にも適していることから聖ヨハネの薬草と言われています。
ヨーロッパでは古くから魔除けの効果があるとして親しまれており、近代ではうつ病に効く薬として処方されてきました。
薬だけでなく、ハーブティーやトリートメントオイルとして一般的な家庭でも愛用されています。
薬にも用いられるセントジョーンズワートの効果
セントジョーンズワートがもつ主な効果として、うつ病の症状を軽減することが知られています。
心を明るくする効果から「サンシャインサプリメント」という別名もあるほどです。
それだけではなく、自律神経失調症や不安症、更年期障害などの女性特有の悩みにも効果があるとされています。
不安な気持ちを鎮めて心を安定させてくれるため、眠る前に飲むことでスムーズな入眠のサポートもしてくれます。
薬との飲み合わせに注意!
気持ちの疲れにぴったりのセントジョーンズワートですが、飲むときには注意が必要です。
薬を服用しているときにセントジョーンズワートを飲むと、薬の効果が弱まってしまうことが報告されています。
また、一部の抗うつ剤と一緒に飲むと副作用が強く出てしまう可能性もあります。
薬を服用中にセントジョーンズワートを飲みたいときには、必ず主治医や薬剤師に相談するようにしましょう。
まとめ
心を明るくしてくれるハーブ、セントジョーンズワートについてご紹介しました。
薬との飲み合わせに注意すれば、心を安定させてくれるためにとても有効なハーブです。
効果を引き出すためにも、注意点だけ守って正しく摂取しましょう。