来寝たきりにならないために!今からできる「フレイル」の予防

日本では年々平均寿命が伸びています。
その中で健康に過ごすことができる健康寿命を伸ばすことへの関心が高まっていますね。

健康寿命を伸ばし、将来寝たきり生活にならないためには、まず「フレイル」にならないようにしないといけません。

では「フレイル」とはどのような状態でしょうか?
この記事ではフレイルについてご説明します。

フレイルとは

フレイルは年を重ねることで体や心が弱った状態のことを指します。身体的な能力の低下だけでなく、精神的な衰弱も含まれます。

英語の「Frailty(フレイルティ)」が語源となっており、直訳すると「虚弱」という意味です。

フレイルは健康な状態と介護を必要とする中間の健康状態です。
心身ともに衰弱していると言えますが、フレイルのときに適切なサポートを行うことで要介護状態に進まずに済むと考えられています。

フレイルになると

フレイルと判断する基準は5つあります。

  • 体重の減少
  • 握力の低下
  • 疲れやすい
  • 歩行速度の低下
  • 身体活動量が少ない

この中の3項目以上が当てはまるとフレイルと判断されます。

つまりフレイルになると、疲れやすく日常生活を送ることが難しい身体になってしまいます。
転びやすくなったり、外出するのが億劫になるとフレイルの前兆かもしれません。

フレイルになると筋肉を鍛えるために必要な運動がをすることが難しくなります。

それだけではなく食べることが億劫になり、食が細くなるために栄養不足になり、さらに心身の状態が悪くなるという悪循環になる場合もあります。

日頃の食生活を見直してフレイルを予防しましょう

フレイルになることを予防することができれば、より長く健康的な生活を過ごすことができます。

フレイルを予防するためには、まず筋力低下を防ぐことが大切です。

筋肉の元になるタンパク質をはじめ、バランスの良い食事を取るようにしましょう。
タンパク質が不足すると、筋力が低下し、運動をしづらくなります。

タンパク質以外にもビタミンやミネラルなどをバランスよく取る必要があります。
低栄養にならないように、普段から飲みやすいサプリメントを活用することがおすすめです。

サプリメントを飲む習慣を身につけておくことで、食べることが億劫になってしまった場合も手軽に栄養を取ることができるメリットがあります。
自分にあったサプリメントを見つけて、健康寿命を長くするために役立ててください。

まとめ

フレイルの概要とその予防についてご紹介しました。

長く健康に過ごすためにも今から栄養バランスの取れた食生活を心がけるようにしましょう。