偉人も恐竜も悩んでいた!?「痛風」の救世主、研究結果
飽食な「現代の贅沢病」として知られている「痛風」ですが、
実は、歴史上で有名なアレクサンダー大王、レオナルド・ダ・ビンチなど古代の偉人も痛風に苦しめられていたとか!!
さらに歴史をさかのぼると、なんと!
白亜紀の恐竜王「ティラノサウルス」にも痛風持ちがいたという報告があるそうです!!
いやいや、最強の恐竜も悩んでいた(?)とは、驚きですよね。親近感さえ感じてしまいます。
一方、日本に「痛風」が出てきたのは、食生活が大きく変わった明治以降からだと言われています。
また、痛風=40~50代の男性がかかる病気というイメージでしたが、最近では20代からかかってしまう、まさしく現代的な病気だそうです。
「風が吹いても痛い」と言われるほど、激しい痛みを伴う痛風。
僕はまだ未経験ですが、聞いただけでもなんだか痛みが…。患っている方は本当にお辛いと思います。
毎日の食事に取り入れたい!痛風の救世主成分
近年、痛風の救世主として注目されている「アンセリン」という成分(アミノ酸の仲間)があります。
関係機関の研究で、アンセリンには、痛風の原因となる尿酸の生成を抑える働きがあることが分かった(※1)そうです!
また、体内でつくられすぎてしまった尿酸の体外への排泄を促進し、尿酸値を下げる効果もあると言われます。
さらに、疲労回復効果があることも実証(※1)されている優秀成分。
マグロやカツオなどの高速回遊魚や、鳥肉などに多く含まれています。
ぜひ、毎日の食事に取り入れたい成分です。予防にもよさそうです。
(カツオは尿酸をつくり出す元「プリン体」が高いので食べる量に注意です!)(※2)
まずは、尿酸値を高める食生活の見直し、アルコールを控え、軽い運動を行う事が大切と言われますが…。
お酒が大好きで、デスクワークが主な仕事のシードコムス店長・長濱。
痛風で悩むティラノサウルスが他人事だとは思えず、これから、通勤時間などでウォーキング量を増やそうと思う今日このごろでした…(苦笑)
【参考】
(※1)
一般社団法人 日本痛風・核酸代謝学会記録より
尿酸降下薬とアンセリン併用の有用性 (2015年04月01日公開)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gnam/35/1/35_51/_pdf
硝酸アンセリンの尿酸塩低下効果の分子機構(英文原文)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gnam/40/2/40_137/_pdf
【引用】
(※2)
食品・飲料中のプリン体含有量/公益法人 痛風財団
https://www.tufu.or.jp/gout/gout4/447.html